三歩先行く未来の技術
VT-SHEDとは
年々厳しくなる排ガス規制に対し、国内外の自動車メーカーも更なる環境性能の向上を
余儀なくされておりメーカーは車両のみならず、各々部品単位まで厳しい検査が
求められています。

VT-SHED 高温環境を作り出し、走行直後のエンジン等から放出されるHCを測定する。 VT-SHED 終日の温度変化を再現し、数日間放出されるHCを測定する。

VT-SHED
 VT-SHED設備は、EPA、CARB規格のレギュレーションに対応し、運転及び要求試験温度の最高、最低の定置温度運転を行い、テストワークから発生する燃料蒸発量を測定するための装置です。
 設備内温度を規定の温度、時間で可変させ、設備内に設置した測定物より出るハイドロカーボン(HC)蒸散量を計測する完全密閉された恒温槽です。温度変化による設備内の圧力変動を制御し、かつ設備内外空気を遮断します。
年々厳しくなる規制に対応するために、無歪溶接工法により、さらなる測定精度の高精度化を実現しています。
当社製VT-SHEDの特徴
当社独自の無歪全溶接工法の確立により、従来パネル工法製を
凌駕する圧倒的性能向上を実現しました。
コーキング材等不使用
コーキング材等を使用しないため、SHED躯体から発生するHCを格段に減らすことが出来ます。設置後の漏れの心配もなく、機密性を向上します。

コーキング材等不使用
当社のVT-SHEDは全周溶接のため、機密性に優れ、扉の大きさが3m×5mにもかかわらず、寸法精度±0.5mmという業界最高精度を実現しております。そのため、外部の気体を一切遮断し、室内の気体体積を最大限まで安定させることに成功しました。

コーキング材等不使用
試験ワーク、設置スペースに合わせて本体の大きさを自在に変更することが可能です。さらに、完成品を直接、運搬及び搬入が可能なので、大幅に工期を短縮することが可能です。